国営昭和記念公園の紅葉・黄葉
  2020年11月17日(火) 

  

 国営昭和記念公園は東京都立川市と昭島市にまたがり、その総面積は1.653平方kmの広大な公園である。戦後米軍が旧立川飛行場を接収した立川基地跡地のうち、180haを記念公園として建設することが閣議決定され、「緑の回復と人間性の向上」をテーマに1978年(昭和53年)度より国土交通省の手で施設整備が進められた。1983年(昭和58年)10月26日、昭和天皇臨席のもとに約70haで開園した後、レインボープールや子供の森、日本庭園、砂川口、盆栽苑等次々と施設が整備され、2005年(平成17年)11月にはみどりの文化ゾーンが共用され、同時に昭和天皇記念館が開館した。
 本公園は立川基地跡に開設されており、レクリエーション施設としての面もあるが、大規模な災害が発生した場合は、避難場所としての機能を果たすよう設計されており、立川市と昭島市の広域避難場所の一つに指定されている。例えば、園路は円滑に避難を行うために幅が広く作られており、芝生が広がるみんなの原っぱは避難所として、立川口駐車場・みどりの文化ゾーンは救援隊のベースキャンプ・救護所・物資集積所などとして活用できる。また、防災関係機関が所在する立川広域防災基地が公園に隣接している。
 本公園の秋は色とりどりの彩色を楽しむことが出来、2020年も「黄葉紅葉まつり」が開催されている。夜にはライトアップされた「秋の夜散歩も昨年に続き2回目の開催となっている。また、夜の日本庭園も新たなライトアップが創出され、美しく華やかな演出が施されている。今回の写真には夜に開催されたイベントは含まれていない。



銀杏の黄葉が最盛期を迎えている。銀杏並木には大勢の人が訪れ賑わっている。



        木の名称は不明だが紅葉と黄葉が混ざって独特の色合を見せている                湖面に映る紅葉した木は印象的

























水辺の紅葉はより鮮明に映る
銀杏並木の歩面に落ちた葉は
一層黄葉を引き立てている
黄葉木と椿のピンク色の花は相性が良い

























園内をめぐるパークトレイン
木に施した顔の形



青空に紅葉が映える
色々な模様のから傘を並べた展示会
湖面に映る紅葉は2倍の美しさがある



雪吊りと紅葉
綺麗な着物の麗しき日本女性
紅葉と黄葉のコラボレーション



























                                                使用カメラ:  OLYMPUS E-M5 MarkU