2017年 撮影紀行(その3)




3月28日 大蔵高丸

 大月市域の山々は2日間に渡った降雪が有り、特に北の方の山では多くの積雪があると推測された。積雪が30cmを超える状態での登山は所要時間、体力、共にハードな状況を強いられることになり、その覚悟はして置かなければならない。雪後、直ちに小金沢連嶺や南大菩薩嶺の山々を何度か訪れているが、日の出時間に間に合わず悔しい思いをしたことが数回あった。行程上かなり無理があったことは否めない。今回はその様な結果を踏まえ、日の出時間に間に合うような登山行程を立て大蔵高丸を目指すことにした。
  積雪量がはっきり確認出来ないため山頂付近で最大50cmを想定し、今までの経験と実績を参考に登山行程を立てた。その結果、焼山沢林道の閉鎖ゲートを起点とし、焼山沢の登山道入口まで2.83km(所要時間1時間30分)、焼山沢の登山道入口から湯ノ沢峠まで1.70km(所要時間2時間30分)、湯ノ沢峠から大蔵高丸まで1.13km(所要時間2時間00分)、所要時間合計6時間という登山行程になった。山頂からの日の出時間は5時34分(東京)、30分の準備時間を考慮すると、山頂到着は5時00分である。この行程に基づき整理すると次のようになる。 閉鎖ゲート出発(23:00)→焼山沢の登山道入口(0時30分)→湯ノ沢峠(3時00分)→大藏高丸山頂(5時00分)以上の登山行程であるが、出発時間を考えると、夕方、ゲート前に到着し車中泊する方が体力的に負担は少ないと思われた。
  夕方ゲート前に到着し、車中泊の準備をしていると学生のグループと思われる5名の登山者がゲートを通り抜けていく姿を目にした。恐らく湯ノ沢小屋泊まりで大菩薩峠を目差すものと思われる。この5名のグループが入ったことによりトレースは確実で、夜間歩く安心感とラッセル後の歩行は体力の負担が軽減される。
 27日、22時50分ゲートを出発。ゲート前の積雪は10cmほどであるがトレースはしっかり残されている。林道の積雪は標高が上がるにつれ増加し、焼山沢の登山道入口で30cmは超えている。既に時刻は28日0時10分、出発してから1時間20分が過ぎていた。これから登山道に進入するが、アイゼンを装着するかどうか迷ったが、足首以上に潜るような積雪の場合、アイゼンの効果は余りなく、足への負担を減らすため未装着で登ることにした。
 暫く林道の延長のような広い道を行くが、狭くなった登山道に足を踏み入れると積雪は膝下10cmに達していた。幸いにもトレースは明瞭で新雪を歩くのとは異なり体力の負担は軽減される。焼山沢の登山道は沢沿いに登山道が敷設され、何度か水量の多い沢を横断するが、全般に沢の中腹を歩く所が多い。中腹に敷設された登山道は谷底まで深い箇所があり、雪庇などがある場合、雪もろとも滑り落ちる危険性がある。山側に寄って歩くことが危険回避になる。沢沿い登山道の2/3程過ぎた地点に差し掛かると、傾斜は急になり積雪も一段と厚さを増している。トレースがあるもののハードな登りが続き、時にはいきなり足が潜りバランスを崩す。その度に幾度となく転倒を繰り返し、起き上がるにはザックを外さないと困難で体力消耗と無駄な時間が多く予定時間が気になる。3時30分湯ノ沢小屋に到着。登山行程より30分遅れている。湯ノ沢小屋には学生グループが泊まっている筈であるが、起こすわけにはいかず、声は掛けず素通りした。小屋を過ぎるとトレースはなく新の雪、膝まで潜りツボ足歩行は限界。ストック2本を水平に持ち前面の雪を掻き落としながら前に進むが、体力消耗が激しいうえペースは極端に落ち、時間が空回り、焦りを覚える。
 湯ノ沢峠の分岐点到着は4時00分となっていた。小屋から100m程の距離であるが、30分の時間を要した。これから先は積雪が更に増える一方と思われ、大蔵高丸まで行けるかどうか体力と時間、微妙な状況になってきた。断念したくない気持ちはあるが、体力消耗も激しい。取りあえずお花畑付近まで行き積雪量を見て判断することにした。
 お花畑の入口扉まで僅か150m位の距離にも関わらず、1時間以上掛かってやっと辿り着いた。入口の扉は雪に潜り開けることは困難な状態。扉に貼られた案内に進入方法が書かれている。それに従いネットの張られたポールを外して中に進入した。膝上10cmの積雪。50m程先に進むが山頂に向かい積雪は更に増える一方である。1人でラッセルしながら登るのはとても困難な状況である。残念ながら大藏高丸へ登るのは断念せざるを得ない。膝上10cmの積雪は70cm程になり、更に山頂付近では70cmを超えていると思われる。この時期にこのような多い積雪は珍しい。
 帰りがけに湯ノ沢小屋の引き戸を開けると5人のグループがいたが、女性二人は未だ横になっていた。疲れた様子で、もう懲り懲りと弱音を吐いていた。男性達も前日のラッセルが相当きつかったらしく疲れた様子でもう山へ登る元気は無さそう。リーダーらしき人が山には登らずこれから下山すると言っていた。
 7時20分、湯ノ沢小屋を後に下山する。暗い時に焼山沢を登ってきたため雪の深さがよく分からなかったが、沢沿いの積雪も50cm〜40cm達している。積雪量が行程に大きく関係しているが、所要時間は積雪量の直線比例でなく二次的比例の関係にあると思われる。特に30cmを超える場合、その結果が顕著に表れる。
 ゲートに戻ったのは12時。帰り支度を終わらせ、車で出発する際、学生グループのうち女性2人が遠く下山してきた姿がバックミラーに映っていた。
 綿密な登山計画を立てたにも関わらず、またもや山頂を極めることは出来なかった。原因は積雪が予想を超えていたことに尽きるが、これだけ多い積雪での単独登山は余程体力がない限り困難である。富士山撮影に至らなかったことは残念な結果であるが、積雪期の小金沢連嶺、南大菩薩嶺の登山は現在の体力ではハードルが高いことを改めて認識した。今後、この時期は市内に近い山から富士山を狙おうと思う。



登山道と積雪の状況

 湯ノ沢峠で5時半の気温は氷点下10℃と冷え込みは厳しかったが、風はなく体感的に寒さはそれ程強く感じなかった。雪質は湿気を多く含み、日中も終始気温は低く衣服が濡れると直ぐに凍り付く。また、手袋が濡れると直後に凍り付き、換えがないと凍傷に罹る可能性がある。防水の効いたオーバー手袋をしていても雪の浸透を完全に防ぐことは出来ない。更に湿気の多い雪は靴底に張り付き、氷の塊となってなかなか矧がれない。登山靴が重くなり体力消耗に大きな影響がある。
 今回、足首以上に潜るような積雪ではアイゼンの効果はそれ程無い。足への負担を考え、上り下りとも未装着とした。基本的にアイゼンは凍結した雪面の場合に効果がある。
 積雪はお花畑の入口で70cm、焼山沢の登山道で40cm〜50cm、林道で10cm〜30cmと大月市域の山でこれだけ多い積雪での登山体験は始めてである。
 焼山沢の登山道は湯ノ沢峠近くを除き傾斜は緩いが、中腹に設けられた登山道はアップダウンが多いうえ片側は谷底で足場が悪く歩きづらい。谷底まで深い箇所はなるべく山側に寄って歩くことで雪もろともの転落は避けられる。

お花畑入口付近から東の空の朝焼け
(雲がや多い) 5:25頃    
お花畑入口扉内側から
(積雪は膝上10cm)       5:25頃
お花畑入口付近から南の奥を望む    
 5:30頃

日の出時間であるがここからは
富士山の姿は確認出来ない





お花畑入口から湯ノ沢峠に向かう
(水気の多い雪質)     6:40頃
湯ノ沢峠分岐点                7:05頃  
湯ノ沢峠の大きな看板
(看板頭部の積雪多い)   7:05頃


湯ノ沢峠駐車場(足跡は全くない)
      7:15頃  
湯ノ沢小屋を少し下った場所の雪景色
   7:30頃
なかなか取れない靴底の氷の塊  
8:30頃  

焼山沢登山道両側の木々に
付着した雪     9:10頃
水量の多い沢に出来た氷のオブジェ
      9:50頃    
焼山沢登山道の出口方面      9:55頃


湯ノ沢峠への案内板             10:05頃    
林道に向かう幅員の広い登山道
      10:05頃
林道から焼山沢林道へ入る分岐点
      10:30頃    


林道に積もっている雪           11:00頃
閉鎖ゲート(ここの積雪10cm〜15cm)
  12:00頃




       工程:閉鎖ゲート(27日・22:50発)→焼山沢登山道入口(23:10)→湯ノ沢峠分岐点(28日・4:00)
            →お花畑入口(5:00〜6:40)  →湯ノ沢峠分岐点(7:05)→焼山沢登山道入口(10:30)→閉鎖ゲート(12:00着)

                     所要時間:登攀 22:50〜5:00まで6時間10分(ゲート〜お花畑入口)
                                     下山  6:40〜12:00まで5時間20分(お花畑入口〜ゲート)




                                          使用カメラ:  CANON SX610HS





3月22日 九鬼山

 前日21 日は久々に長時間の降雨があり大地に湿り気が与えられた。雲海発生の可能性が考えられるが、tenki.Jp の予報は気温が高め、湿度は低く冬型の気圧配置で数値上読みとると発生確率は低いと推測される。しかし、撮影場所によっては必ずしもその限りではない。今回は葛野川、桂川の川霧発生に期待を寄せ九鬼山を訪れることにした。
 九鬼山の山頂直下の富士見平は樹木が生長し、撮影が制限される。また、川霧が発生する箇所を構図にすべて取り込むことが難しいため、今回は山頂から南西(富士山方向)に下った天狗岩から撮影することにした。撮影場所の天狗岩は山頂へ登る通過点にあるため、今回は愛宕神社コースを登り、山頂経由で杉山新道コースを下山する行程とした。
 登山口に到着したのは午前2 時30 分。杉山新道コースの入口に車2 台ほど置けるスペースがあり、いつもそこに車を止めている。愛宕神社コース入口はこれより歩いて数分ほどのところにあり近接している。東南の空には半分以上欠けた月齢23 日の月が明るく輝いている。今日は日中も晴天に恵まれそうである。予報通り風が強く気温は2℃とやや高め。強い風が続くと川霧発生は難しいと思われる。川霧は撮れなくとも富士山が青空に美しい姿で応えてくれればそれで十分満足である。
 3 時00 分、登山口を出発。登山道には昨日降った雨で濡れた枯葉が何重にも重なり、それが登山靴に絡み付いて歩きにくい。暫く鬱蒼とした所を歩くが、やがて街の灯りが下方に見え、高度感を得たような満足感を味わうことが出来る。3 時50分、池ノ山コースとの合流点に差し掛かる。これから暫く平坦な登山道を行くが、右手の木々の合間から都留市方面の街灯りが綺麗な輝を見せている。このような光景が見られるのは夜間登山の醍醐味と云っても良い。平坦な道を過ぎると急斜面注意の看板が現れる。これより新登山道と急坂登山道に分岐するが歩き易い新登山道を行くことにする。昨日の雨で登山道に泥濘が所々にあるが、急斜面のため滑らないよう慎重に歩く。以前この斜面で滑りズリ落ちたことがある。
 急斜面を登り切ると天狗岩の標示板が現れ、分岐を右手へ5 分程すると天狗岩である。4 時40 分、狭い天狗岩の上に到着する。既に天空は明るみを帯び、都留市の街灯りが鮮明な輝きを見せている。体が揺らされる程の強風で北からの風のため寒さが一層身に応える。川霧の発生は残念ながら確認出来ないが、富士山は堂々とした姿で佇んでいる。天狗岩は巨大な岩の塊で南東側は垂直に落ち込んでいる。近くへ寄ると足がすくみ、転落したら命は無さそうである。撮影スペースは殆ど無く、岩の上にやっと三脚が1 脚立てられる程度のものである。それも東南側(富士山の左側)の杉の木が1本成長し、それが画面に入り込み狭いスペースでの三脚位置決めに苦心する。
 日の出時間は5 時42 分(東京)。東の空は見渡すことが出来ないが時間通り山頂に光が差すと思われたが、数分遅れて山頂の一部に朝の光が届いた。靄が発生している関係から色は鈍く鮮明さはない。時間の経過と共に抜けが良くなり鮮明な富士山が見られるようになった。富士山から西の方に目を移すと三ツ峠山、本社ヶ丸、鶴ヶ鳥屋山などの山々が昨晩降った雪で白くなっている姿が一望できる。
 6 時50 分、天狗岩を後に山頂に向かう。山頂には7 時15 分到着。山頂は南西側が樹木でブラインド−となり、以前は富士山は見ることが出来なかったが、一部杉の木が伐採され富士山か見られるようになった。山頂下の富士見平も杉の木が生長し制約なしに富士山を撮影出来る状況にはない。
 8 時00 分富士見平を後に下山を始める。杉山新道を通り登山口には9時20 分に到着。


今日の富士山

靄が立ち今日の富士山は抜けが悪かったが時間の経過と共に良くなってきた。

天狗岩より日の出時間帯(靄で朝焼けの色が鈍い)
5:55 頃
山頂より(抜けが良くなってきた)    7:55 頃



天狗岩からの展望

天狗岩からの展望(昨晩降った雪で山並みが白くなっている)                                6:00 頃



山頂及び登山道の状況

以下の画像は天狗岩で撮影後、山頂経由で杉山新道を下山する行程に従い順次撮影したものを時間順に配置してある

天狗岩への入口    6:50 頃
山頂直下の富士見平 7:10 頃
九鬼山山頂 7:15 頃


富士見平(富士山を撮るには杉の木が
邪魔となる     7:50 頃
杉山新道を下山     8.10 頃
途中の分岐点(禾生方面に道を取る)
8:10 頃


所々にある禾生への標示   8.30 頃
巨大な猿の腰掛    8:40 頃
水のある沢を横断   9:10 頃


登山口近くの杉林の中を行く  9:15 頃
杉山新道入口の空き地   9:20 頃



                                  使用カメラ(デジタル):・OLYMPUS E-M1    ・CANON SX610SH



3月16日 奈良倉山

 前日(15日)の朝、「大月エコの里」のライブカメラは南西方面の山が雪で白くなっている影像を捉えていた。牛奥ノ雁ヶ腹摺山、大蔵高丸、奈良倉山など、北の方の山では恐らく数十センチの積雪があると推測される。何れの山へも林道は冬季閉鎖され無雪期に比べ、山頂に行き着くまで多くの時間と体力を費やすことになる。その分素晴らしい情景に出会えたときの感動は大きい。今回は積雪の状況が掴めない中、比較的アプローチが短い奈良倉山から撮影することにした。奈良倉山は十二景の山の中で最も北に位置する。
 大月市と小菅村を結ぶトンネルが2014年秋に開通してからは松姫峠を通る道路は冬季閉鎖され奈良倉山へは鶴峠から登ることになる。積雪量にもよるが所要時間は最低でも2時間は見込む必要がある。最近、日の出時間は午前5時台に入り、自宅を出る時間も1時間ほど早まっている。鶴峠へは自宅から青梅街道経由で小菅村に入り、松姫トンネルの手前を左折。県道18号線を上野原に向かう。5分程走行すると上り坂となりこれを上り切ると鶴峠に到着する。自宅から鶴峠までの距離は約70km、所要時間は1時間50分ほど。中央高速経由でも時間的には殆ど変わらない。鶴峠に駐車場は設けられていないが登山口から上野原方面に100mほど下った左道路際に広い空地がある。
 午前2時15分、鶴峠に到着。青梅街道の古里駅信号からここまで来る間、車と対面することはなかった。夜中であり最も交通量の少ない時間帯と言える。天空には満月から4日目の寝待月が周辺を明るく照らしている。風もなく気温は高めに感じる。周辺を見渡す限り雪は確認出来ないが、標高が高くなるにつれ昨日降った雪が積もっている可能性は高い。中腹以降はアイゼンを必要とする積雪があると思われる。  
 2時45分、登山口を出発。登山道は良く整備され随所に案内標が設けられている。これにより暗くても道を誤ることはなさそうである。この付近一帯は林業が盛んな地区で林道が広範に張り廻らされ登山道と交差する箇所も数カ所確認出来る。登り初めは斜面がやや急なためつづら折りに登山道が敷設されている。この急斜面を登り切ると「JTの森小菅」と奈良倉山の分岐点に差し掛かる。「JTの森小菅」は自然環境保全の一環として森林保全活動を行っている。この森は東京都への水道水源林の一角にあたり、多摩川水系、相模川水系の分水嶺に位置していることから、針葉樹を伐採し広葉樹の植栽に取り組んでいる。
 JTの森を過ぎると緩斜面となり一息付けるが、登山道にはちらほら白いものが現れるようになってきた。中腹を過ぎた辺りから数センチの積雪。標高が上がるにつれ積雪は増加の傾向にある。暫くすると急斜面のつづら折りの登山道となる。雪は5cm程度。アイゼンの装着に躊躇したが、何とかなると判断。4時05分、山頂と松姫峠への分岐点を通過。ここまで来ると山頂に近く、これから先、急斜面はないものの暫く斜面の中腹を歩くことになる。谷側は急竣で滑ったら一気に雪面を滑落する可能性があり、アイゼンの必要性を感じたが装着しようにも平なスペースはなく、未装着のまま一歩一歩靴底で雪を踏み締めながら慎重に歩く。下山時には装着しないと滑落の危険がある。
 山頂到着4時35分。山頂にも5cmほどの積雪があるが予測していたよりもだいぶ少ない。樹木に付着した雪は少なく、これらを前景に富士山を撮るに至らない。到着したときの気温は0℃と高め。風もなく暖かい早朝を迎えた。東の空は既にオレンジ色に染まり夜明けの準備が始まっている。最近は日の出時間が早く、明るくなる時間も加速度的に早まっている。春が直近であることを改めて感じる。
 富士山は黒いシルエットで姿を現している。期待した雲も殆ど見当たらず快晴の天空である。日の出時間は5時51分(東京)。やや遅れて富士山頂に朝日が届く。僅かに薄紅色に染まったが朝焼けは短時間に終わった。
 山頂からの撮影を打ち切り、7時50分西側の林道に降り立つ。ここからは富士山をはじめ雪に被われた小金沢連嶺、大菩薩嶺の素晴らしい山並みが展望できる。この季節ならではの素晴らしい情景である。この雪山の展望をパノラマ撮影でカメラに収める。林道で撮影中、四輪駆動車が道を空けろと云わんばかりに近づいてきた。車が通るとは予想していなかったため狭い林道を撮影のため占有していた。ひとまず機材を端に移動し、通過して貰った。イノシシ狩りにでも来たのだろうか、4人ほどが乗車していた。8時30分、林道を後に再び山頂経由で鶴峠に向かう。下山はしっかりアイゼンを雪の無いところまで装着し、10時、鶴峠に戻った。


今日の富士山(山頂から)

日の出時間からやや遅れ薄紅色に焼けた     6:00頃    
神々しい姿に思わず手を合わす       7:10頃



林道からの展望

大月の屋根と云っても良い、雁ヶ腹摺山(1874m)牛奥ノ雁ヶ腹摺山(1994m)小金沢山(2014m)など主峰が一望に見渡せる    8:10頃



山頂と登山道の状況

以下、下山時に撮影したもので時間に沿って並べてある

山頂から林道へ降りる登山道  7:55頃  
所々に雪がある林道西側   8:25頃  
林道から山頂へ登る入口    8:30頃


山頂を少し下った富士山展望所より
8:40頃      
奈良倉山山頂        8:45頃
山途中の方向表記柱          8:50頃  


 山の斜面は雪で被われている
 9:00頃
登山口に比較的近いが雪が残る
9:40頃  
このような案内表示が随所にある
       9:40頃  


奈良倉山とJTの森への分岐点 9:50頃
鶴峠のバス停               10:00頃


鶴峠近くの公衆トイレ (冬季閉鎖)  
 10:00頃  
 車を止めた空き地             10:00頃



                            使用カメラ(デジタル):・OLYMPUS E-M1    ・CANON SX610SH