2012年撮影紀行 NO10
6月14日 雁ヶ腹摺山
梅雨の最中であるが、6月14日の天気は晴の予報が出されていた。昨今、抜けの良い富士山が見られることが少なく、今回は素晴らしい富士山に出会えるような予感がする。そして、ミツバツツジが標高の高い山では最盛期を迎え、年一度のチャンス、富士山とミツバツツジを狙い雁ヶ腹摺山を訪れることにした。
午前2時40分、大峠の駐車場に到着。駐車されている車はまだ1台もない。現在、曇り空であるが、雲には動きがあり回復の兆しを感じる。
3時10分、撮影場所に向かい出発する。今回も山頂直下の岩の上で日の出時間帯を狙って富士山を撮影し、その後、光が回った頃に場所を移動してミツバツツジと富士山を撮影する予定である。
ミツバツツジは山頂手前の登山道脇や、その周辺に群生し、良い構図で撮影するには、足場の悪い所での撮影が強いられる。
4時10分、大きな岩の撮影場所に到着。周辺は既に明るく、山々は一面雲海に覆われている展望が目に入る。南側は雲が多く残念ながら富士山を望むことは出来ない。しかし、雲には動きがあり、そのうち富士山が姿を現すものと期待を抱く。
日ノ出時間は東京で4時24分、1年中で最も早い時間で、今月17日をピークに少しずつ遅くなる。また、日の入りは現在19時01分と最も遅く、7月4日をピークにその後徐々に早くなることから、今が最も日が長い時である。
日ノ出時間を少し過ぎた頃、薄い霧に覆われながらも雲海に色が付きだした。富士山には雲が厚く被っているが、目を凝らしてみると裾の一部が霧にまみれ、うっすらと見え隠れする。暫くすると全容を現すものと思われるが、霧と雲海で不鮮明な視界の中、富士山頂が姿を見せたのは日の出から1時間後の5時20分頃になってからである。
天空は青空を覗かせているが、富士山は雲海上の霧で抜けが悪くミツバツツジをレイアウトしても主役の存在感が薄く写真になる状況でない。時間と共に抜けが良くなってくると期待したが、なかなか回復に至らず、9時に下山を始める。
今日もミツバツツジと富士山は思うような写真が撮れず、また来期ということになるが、それにしても富士山の展望に恵まれない日が多い。
下山途中、単独登山者3人と2人組の登山者に出会った。
午前2時40分、大峠の駐車場に到着。駐車されている車はまだ1台もない。現在、曇り空であるが、雲には動きがあり回復の兆しを感じる。
3時10分、撮影場所に向かい出発する。今回も山頂直下の岩の上で日の出時間帯を狙って富士山を撮影し、その後、光が回った頃に場所を移動してミツバツツジと富士山を撮影する予定である。
ミツバツツジは山頂手前の登山道脇や、その周辺に群生し、良い構図で撮影するには、足場の悪い所での撮影が強いられる。
4時10分、大きな岩の撮影場所に到着。周辺は既に明るく、山々は一面雲海に覆われている展望が目に入る。南側は雲が多く残念ながら富士山を望むことは出来ない。しかし、雲には動きがあり、そのうち富士山が姿を現すものと期待を抱く。
日ノ出時間は東京で4時24分、1年中で最も早い時間で、今月17日をピークに少しずつ遅くなる。また、日の入りは現在19時01分と最も遅く、7月4日をピークにその後徐々に早くなることから、今が最も日が長い時である。
日ノ出時間を少し過ぎた頃、薄い霧に覆われながらも雲海に色が付きだした。富士山には雲が厚く被っているが、目を凝らしてみると裾の一部が霧にまみれ、うっすらと見え隠れする。暫くすると全容を現すものと思われるが、霧と雲海で不鮮明な視界の中、富士山頂が姿を見せたのは日の出から1時間後の5時20分頃になってからである。
天空は青空を覗かせているが、富士山は雲海上の霧で抜けが悪くミツバツツジをレイアウトしても主役の存在感が薄く写真になる状況でない。時間と共に抜けが良くなってくると期待したが、なかなか回復に至らず、9時に下山を始める。
今日もミツバツツジと富士山は思うような写真が撮れず、また来期ということになるが、それにしても富士山の展望に恵まれない日が多い。
下山途中、単独登山者3人と2人組の登山者に出会った。
今日の富士山
素晴らしい雲海に出会えたが、富士山は霧の膜が張ったように不鮮明で存在感に乏しい。
雲海上に浮かぶ富士山 5:30頃 | ミツバツツジ は満開を迎えているが 富士山の陰 は薄い 8:10頃 |
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花の開花状況
山頂付近のミツバツツジは個体差があるものの全般的に満開を迎えていた。また、中腹のものは半分ほど花が散り地面に散乱した落花は何処か淋しげに見える。
雁ヶ腹摺山は全般に花は少なく、山頂下のなだらかな斜面にはシロバナヘビイチゴの小さな花が目立たないながらも一面に咲いている。中腹ではミツバツチクリの黄色い花が目を引く。
雁ヶ腹摺山は全般に花は少なく、山頂下のなだらかな斜面にはシロバナヘビイチゴの小さな花が目立たないながらも一面に咲いている。中腹ではミツバツチクリの黄色い花が目を引く。
山頂付近のミツバツツジ | 蕾のものも多少見られる | 山頂直下岩の上(撮影ポイント)から 展望 6:30頃 |
雁ヶ腹摺山山頂の様子 7:20頃 |
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山頂直下緩斜面に 群 生する蕗 7:20頃 |
山頂の木に巻かれた 熊除け の縄 7:25頃 |
山頂直下緩斜面に咲くシロバナヘビ イチゴ(白花蛇苺) バラ科 |
中腹のミツバツツジは半分ほど散っ ている 9:20頃 |
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ミツバツチグリ(三葉土栗) バラ科 中腹に咲く |
散り落ちたミツバツツジ |
ギンラン(銀蘭) ラン科 中腹に 咲く |
大峠の駐車場(5台ほどの車が駐車さ れている) 9:40頃 |
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使用カメラ: ・PENTAX 645N ・OLYMPUS E-P2 ・FINEPIX F300EXR
6月11日 大蔵高丸・ハマイバ
花の開花情報
今日は生憎の天気で、ガスで覆われたり、薄日が差したり、小雨が降ったり、気温の上下も激しく目まぐるしく変化する日であった。昨年も1日違いの同時期に訪れたが、花の種類や開花の程度は殆ど変わらなかった。 湯ノ沢お花畑はスズランが最盛期で健気な姿を見せてくれていた。また、黄色い花のキンポウゲや、ミツバツチグリが登山道全般に見られ明るい雰囲気が作り出されていた。
ハマイバ山頂を南に下ったミツバツツジの群生地の花も最盛期を迎え、一帯は華やいだ雰囲気に包まれていた。ミツバツツジの色表現は難しいが、調べてみると次のような表現が示されていた。@紫から淡紫色 A紅紫色 B淡紫色 C紫がかった薄いピンク色 D赤紫色E薄紅紫色F濃紫色 など、多くの色表現はあるが、“百聞は一見にしかず”である。実際の色は濃い薄の個体差もあり、開花後の日数によっても多少異なる。
ハマイバ山頂を南に下ったミツバツツジの群生地の花も最盛期を迎え、一帯は華やいだ雰囲気に包まれていた。ミツバツツジの色表現は難しいが、調べてみると次のような表現が示されていた。@紫から淡紫色 A紅紫色 B淡紫色 C紫がかった薄いピンク色 D赤紫色E薄紅紫色F濃紫色 など、多くの色表現はあるが、“百聞は一見にしかず”である。実際の色は濃い薄の個体差もあり、開花後の日数によっても多少異なる。
ホソエカエデ(細柄楓) カ エデ科 大蔵高丸 〜ハマイバ間 |
ウラジロノキ(裏白の木)バラ科 ハマ イバ山頂付近に咲く |
ミツバツツジ(三葉躑躅) ツツジ科 ハマイバ 山頂付近に咲く |
マイズルソウ(舞鶴草) ユリ科ハマイ バ山頂付近に咲く |
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ミツバツツジ(三葉躑躅) ツツジ 科 山頂を南に下ったツツジ群生 地に咲く |
シロバナコスミレ(白花小菫) スミレ科 ハマイ バ山頂付近に咲く |
スミレ(菫) スミレ科 ハマイバ 〜大蔵高丸間に 咲く |
タチツボスミレ(立壷菫) スミレ 科 ハマイバ〜大蔵高丸間に咲 く |
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キンポウゲ(金鳳花) バラ科 別名: ウマノアシガタ 大蔵高丸山 頂付近に咲く |
シロバナヘビイチゴ (白花蛇 苺) バラ科 大蔵高丸山頂付 近に咲く |
ミツバツチクリ(三葉土栗) バラ科 大蔵高丸山頂付近に咲く |
ニガイチゴ(苦苺) バラ科大蔵高丸山 頂付近に咲く |
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スズラン(鈴蘭) ユリ科 湯ノ沢お 花畑に咲く |
アマドコロ(甘野老) ユリ科 (ホウチャクソウに良 く似る) 湯ノ沢お花 畑に咲く |
マイズルソウ(舞鶴草) ユリ 科 湯ノ沢お花畑に咲く |
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★ 今回富士山を望むことが出来ず花の開花状況のみ掲載した。
行程:湯ノ沢峠(10:10発)→湯ノ沢お花畑(10:20)→大蔵高丸(11:10)→ハマイバ(12:00)→ツツジ群生地
(12:10)→ハマイバ(12:30)→大蔵高丸(13:50)→湯ノ沢お花畑(14:15)→湯ノ沢峠(14:40着)
使用カメラ:FINEPIXF300EXR